チカラをつけるたった一つの方法

色々とあって現在の仕事を引き継ぐことになりました。
今までも引き継ぐ事はあったけど、自分がいなくなるの前提で引き継ぐのは初めてです。
とりあえず自分が人から引き継がれた経験を思い出してみました。

資料をきっちり用意されることもあれば、そうでないこともある。
(大抵の場合は後者だけどw)
数日に分けて何時間も話されることもあれば、数十分で終ることもある。

しかし、どの場合においても自分が業務を上手く引き継げた経験はあまりない。
トラブル起こしたり、仕様がよくわかってなくてお客さんと話せなかったりと色々あった。

結局どうしたかというと、全てを経験した。
システム運用業務を経験したり、工場に行ってピッキング等を経験したり、コールセンターで電話したり・・・
一通り業務を経験した後はシステムの理解度やビジネスの理解度が大幅に向上した。
プログラマーやオペレーターに指示出したり、お客さんと話したり、業務関係者との折衝は面白いくらい上達していった。

自分のチカラをつけるたった一つの方法、それは「経験し考える」という事に尽きる。

プログラム能力の向上についても、経験に勝るものはないだろう。
(ただし考えながら経験する必要があると思うが)
趣味の作曲やギター、特にライブなんかは経験以外の要素では上達しない。

引継ぎの話に戻るけど、自分のこういう考えを取り入れてやってみようかなと思う。
資料作ってベラベラ喋るのもある程度必要だろうけど、工場とか行ってモノを出荷する作業をする事はもっと必要じゃないかなと思う。

コンサルとか上級SEみたいになると机上ベースで物事を考えていく事が多いけど、
うーんちょっと自分にはマネできる自信がないな。
泥臭いかもしれないが、「経験し考える」というのが最も実用的なアプローチじゃないだろうか。